(続)毎日、地震は起きている。
みなさんこんにちわ( ^ω^ )
きっと外出を自粛され家でネットサーフィンをされている方に。
以前投稿しました下記の投稿の続きを!
地震のことが少しわかったら家のことも少し深く知ることも時には大切かと^ ^
みなさん!建物には、「重心」と「剛心」があるのをご存知ですか?
重心とは? 建物の重さの中心
剛心とは? 建物の強さの中心
となります。
さあ、この2つの中心が何に関係してくるかというと、
みなさんが気になっている、「地震」に深く関係があるのです。
この2つの点の位置によって、地震が起きた時に建物の揺れ方が変わってきます。
こちらの図をご覧ください。
少し見づらいかもしれませんが、建物の強さの中心が支点となり、
建物の重さの中心が重りとなり、振り子のように建物を揺さぶります。
この2つの位置が近いほど揺れは小さく、この位置が遠くなるほど、建物の揺れが大きくなります。
剛心と重心を結んだ直線の先が建物のねじれが大きくなります。
このことを知ることが、耐震補強に役に立つのです。
「じゃあ、この反対方向に逃げればいいの?!」
となりますが、迷わず外に避難してください(笑)
ある方は、1Fにいるのではなく、2Fに逃げるようにと言われている方も
いらっしゃいましたが、私としては外に避難がベストだと思ってます。
ご自宅の避難場所がどこなのか、日頃からチェックしておきましょう。
地震の際の揺れ方には建物のこういった点も深く関わってくるということ。
もちろん地盤の状態も関係があります。
また、重さということでいえば、屋根の重さ。
ある例では、日本瓦の約5tから鋼板屋根材700kgに屋根を葺き替えることによって、耐震性能がアップし、壁耐力性能が約60%も向上した例もあると聞いています。
もちろん新築時に、瓦屋根にする前提で構造計算されていますので、
構造上は何も問題ないはずです。
ただ、現行の耐震基準も頻繁に見直されてきた状況を見ると、
だいぶ以前に建築された住宅は、耐震補強や、屋根を軽くするなど地震対策をすることも必要になってくるかもしれません。
大きな地震が起きた直後はみなさん、耐震に興味が出てきて、
特に防災グッズなどの準備をされると思います。
ただ、大切なのは、地震の直後だけではなく、今地震が起きたらどうなる?
ということを想定して、いろいろ事前対策することが必要です。
この外出自粛を余儀なくされている現状をチャンスと考え、
家族内でいろいろとお話しされてみては?
ストレス発散ももちろん大切ですが、家族揃ってこんなに落ち着いて時間が取れることは滅多にないでしょうから^ ^
ただ、1つ!
今、ネットで検索するといろいろな情報が出てきますが、
焦らずよく見極めてご判断を。
それとご自宅にいる時間が長い今、
訪問販売の方がここぞとばかりに、屋根、外壁の補修を急かすように
訪問していると聞きました。
何事も焦らずに、よく検討されてから決めてくださいね。
もし、少しでも不安があれば、お気軽に当店までご連絡くださいませ!
地震対策に関してはこちらの団体がスペシャリストですので、ご参照ください。
http://www.mokutaikyo.com
事務のココでした( ^ω^ )