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『 同居 』ではなく 『 近居 』が増えている理由

近居とは?

親世帯の家と子世帯が10分〜30分程度の距離で行き来できる範囲で居住することです。
結婚をして子供を授かり家を建てようかと検討しようとした時に、 やはり親の存在は心強いものです。

しかしながら、同居となると乗り越えなければいけない事が 多いのも事実です。 近居については、平成27年3月に閣議決定された『少子化社会対策』で
『世代間の助け合いを目的とした3世代同居・近居の促進』という取り組みが国策で進められています。
同居は親世帯子世帯とも抵抗感のある人も多く、
そのため近居という住まい方を選ぶ人が多くなってきている。

働き方改革、共働き、家族のつながり、子育て環境、保育園幼稚園学校の問題、親の通院、 個人の趣味、生活環境 社会変化とともに家族のつながりも変化しているということ 。
子世帯は親世帯に子育てを手伝ってもらう傾向にありあります。

子育てだけではなく将来的に介護など環境が変化したときに、
お互いの世帯が相互援助できるような距離感が特徴です。
特に共働き、正式な社員として働いていて、子育て後に復帰したいなどと考える家族は、近居にする傾向が高まります。

ドゥーハウスで近居を考慮して家づくりを計画した具体例が下記になります

1. 親世帯の家から15分のアパートに住んでいる時に結婚して2人目の
   妊娠を機に家づくりを計画して20分くらい離れた土地をさがして新築。
現在は、実家と新居を行き来しながらの生活をされてます。

2. 親世帯とは離れた東京近くのマンションで仕事中心の夫婦共働き生活
  でしたが、親世帯の家から10分程度にお引越し新築。
  現在は新築引越し後に出産をして子育て奮闘中。
   奥様は今後仕事復帰予定。

3. 親世帯と40分くらいの公団住宅住まい。
  3人目の子供ができたことを機に新居計画、同じ距離間で新築。
  現在3人の子育て奮闘中。

家族それぞれの住まい方があるので、

「これが正解です!」
という明確な選択がないのかもしれませんが、
近居という生活スタイルは間違いなく多くなってきており、
これからもどんどん増えていくことが予想されますので、
みなさまの家づくりの際に、検討されてみてはいかがですか?
                                川砂欣久