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住宅のプラン計画で、よく勘違いしている方がいます。

「南側に広いリビングがほしい!」
そして、
「吹き抜けもあって、、ドーンと大きなマドがほしいです!!」

という、ご要望があります。
これはあくまでもご希望なので、
間違えではありませんが、ちょっと勉強不足かも。

というのも、

「マド」の存在意義というのは、

1)性能
2)外から採光を取り入れる
3)外から自然風を取り入れる

という3つの大きな性能を果たしてこその「マド」なのです。

もっと掘り下げると、

「冬は、外の冷たい空気から家の中への侵入を防ぎます。」
「夏は、外の冷たい熱気から家の中への侵入を防ぎます。」

日本の四季を通して、「マド」を思いきっり開けて空気の入替えも
したいですよね。

「マド」というのは、取付する場所、
大きさ、高さ、ガラスの種類で決まります。
また、東西南北で意味が違います。

例えば、よくお見かけする例なのですが、

南面道路の土地に建てた家で、
南側リビング。
そして大きな掃き出しの「マド」が2つもあり
その「マド」には、ダブルのカーテンが。

中には手動と思われるシャッターもあります、
そして、外からの視線が気になるのか、
目隠しのフェンスもあります。

せっかく南側に付けたマドなのに、
外からの視線を気にして、開けられないマドになってる。

残念です。

このマド設置費用でいうと、推測ですが、
カーテン約5万、シャッター約15万、外構約20万
合計約40万もの費用をかけていることになります。

開けられない「マド」のためにですよ。

「マド」の存在意義がまったく果たせていませんよね。

「マド」が多い=明るい家ではないのです。

「マド」をできるだけ少なくして、
必要な場所に
必要な大きさの
「マド」を計画するのです。

少なくなって暗い家になるということは決して無いのです。

むしろ、家の中の温熱環境がよくなり、
性能の高い家となるのです。

外からの人の視線を考慮する。

つまり家内のプライバシーを確保しながら、
リビングを明るくするプランを考えるということです。

南側に吹き抜けとリビングそして大きな「マド」という
固定概念は、一切不要です。

南側・西側の地形状どうしても計画する場合には、
可動ルーバー型の電動シャッターをおすすめしています。

庇や、軒の出もあわせて強い日差しを入れないように検討します。
締めっぱなしの「マド」は、残念です

やたらに大きくした「マド」は、冷暖房効率が悪いし
電気代に跳ね返ります。

結局、何が言いたいかというと、

プラン計画時は、間取りと「マド」断熱・換気のことを
ちゃんと計画して行きましょうということです。

家の一番大切な、基本性能だからです。

土地には、さまざまな形がありますので、
その土地に合った最適なプランをご提案させていただきます。

ぜひ、ご用命くださいませ!

外から見て、「マド」が少ない家ってみかけたことありませんか?

どこがリビングなんだろう?

みたいな家もありますよね

そういう家は、おそらく「マド」の存在意義を理解した
プランとなっているはずです。

家の中に入ったら

えっ?こんなとこにマドが

こんなところにリビングが、


とういう驚きがきっとあるはずです。

ぜひともそんな家づくりをしていただきたいものです。

私たちドゥーハウスでは、

あなたらしい家づくりを応援します!!

by 川砂欣久

マドメーカーykkapのホームページより

↓↓

https://www.ykkap.co.jp/myfavorite/vol15.html?utm_source=FB1