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なぜお風呂の窓を無しにしてもいいのか?

お風呂計画は結構大事ですよね

カビの発生原因は、気温・湿度・ホコリの3点の条件が整ってしまうと、

いわゆるカビが発生することはご存知かと思います。

では、

今時の高機密高断熱の家で、、なぜ?

原因は、お風呂の窓を開けっぱでの換気回し

これはNGです!

一番ダメな状況をお伝えしますのでご留意願います。

【 窓を開けて換気扇を回す 】

これは、、、
私の自宅がそうなので間違いないかと思いますので、お伝えします

窓の種類は、縦滑り窓
浴室用ロールスクリーンを取付してます
窓を開けて、浴室のドアを開けて換気扇を回す

又は、窓を開けて換気扇を回して、浴室ドアは閉めた状態

このような状態で換気していると、あっという間に
浴室内にカビの原因となる外部からのホコリが浴室内と換気扇のフィルターに付着します

掃除をしない状態で、

浴室乾燥機を利用したら一気にカビ発生の条件ができあがります

浴室乾燥機は便利なようですが、

この状態になりますと、

浴室天井にもカビが点々と、

ロールスクリーンなど窓まわりにも気になるカビが見えてきます

カビキラーで掃除する労力も発生します、

何を言いたいかというと、

【 カビを発生する状況をつくらないこと 】 

が一番大切ですということで

でも、せめて自然光の明るさは取り入れたいと思う場合には、

開け閉めしないFIX窓にしたら良いかと思います

 

大きな選択肢として

・そもそも窓は必要か
・浴室換気乾燥機は必要か
・換気扇は必須です
・入口は折れ戸、ドア、引戸の選択肢がありますが下部に通気口がありますからどれでも問題ありませんので生活スタイルで選択しましょう
・室内物干しスペースの検討 新築時の必須項目

高気密高断熱ゆえの悩みでもあります

一般的な戸建建物プランの場合には、
長期的な性能維持やメンテナンスコストを考えた場合には窓無しで換気扇のみのほうが、数値的な部分で良いですが、

理由をちゃんと説明をさせていただきお客様と一緒に判断をしています。

しかし、

中庭のある家のプランの場合や、敷地が広く景観景色を眺めながらというコンセプトの場合

中庭側に窓を配置する計画にしたり、景観重視の窓設置をしますので

むしろ窓はあったほうがいいです。

3種換気か、1種換気にするかの選択肢も大きく関係してくる換気計画の一つです。

なので、生活スタイルを今一度話し合ってみましょう

リフォームの場合は、

窓有りから、無しにするにはかなり勇気のいる選択となりますので、

そこはFIXにしたり、サイズを今より小さくしたり使い方の見直しをすれば良いかと思います。

最近では、ユニットバスの天井が無いスタイル、天井が高いお風呂といったスタイルなども検討の一つとしてでてきました

風呂ふたも無しでokというスタイルの方もいますからね。

断熱の数値や、メンテナンスのことだけでいったら窓無しでOKとなりますが、

やっぱり、気分的にお風呂に窓無しは考えれない!という意見もあります!

それもまた生活スタイルです。

 

キレイなお風呂に気分よく入る方法として参考にしていただけら幸いです。