屋根に登るのは危険です!
事務のココです( ^ω^ )
今日はちょっと肌寒い1日ですね。
雨も降り始めてきたようです。
体調を崩している方が多くなっているようなので、
コロナもそうですが、風邪をひかないように注意しないと。
最近は、テレワークがだいぶ根付いてきていて、
旦那さんが自宅にいる時間が長いこともあり、
ご自身で自宅の屋根を点検しているのをしばしばお見かけします。
でも、ちょっと心配ですね。
屋根に登っての自主点検はオススメできません。
その理由は大きく分けると3つです。
その1 屋根の上は、プロでも危険を伴います。
これから点検しようと思う屋根。
まさか新築の屋根ではないですよね?
そうなると、建ててからだいぶ経っている屋根になりますよね?
その屋根の上は、長年蓄積されたコケなどで滑りやすくなっていることが多いので危険です。
コケに気づかずに大丈夫だろうと気軽に足を運ぶと、
ふと気づいた時には。。。なんてことが、我々プロでも起きることなので注意が必要ですね。
長年慣れている職人さんでさえ、コケは見た目以上に油断は禁物で、
特にコケには注意しています。
また、実際に屋根の上に登ってみると、思ってたより結構急傾斜になっているので、慣れないと、その恐怖心から足腰が安定せず、落下してしまう危険性が高くなります。
その2 屋根材を踏み割る
屋根の上を歩く時、
ほとんどの方が屋根下の構造を知らないので、いつも通りに歩き回ると、
荷重のせいで屋根材を割ってしまう場合があります。
さらに経年劣化により屋根材が痛んでる場合が多く、
ちょっとした亀裂に気づかずさらに踏み込んでしまい、割ってしまうことも。
わざわざ屋根に登って、屋根材を割ってしまったら、、、、
登らなければよかったと後悔するでしょう。
その3 雨漏りの原因はプロでも見つけるのは難しい
「雨漏りが原因で屋根点検をしよう!」
そんな時に屋根に登ってみて、明らかに破損している場所があったとしても
多くの割合でその部分ではないことが多いです。
雨漏りの原因は、派手な破損よりも、
結構地味な破損箇所からジワジワとしみ込んでいるケースをよく見かけます。
そのためお施主様ご自身では、雨漏り箇所を見つけることはかなり難しいと思ってください。
長年経験しているプロである我々でも、
雨漏りの原因はなかなか見つけにくい現場が結構あります。
このように大きく分けて3点の理由から
あまりお施主様ご自身で屋根の上に登っての自主点検は
なるべく控えた方がいいかと思います。
でも、屋根に登らない自主点検は大事です!
ご自宅が狭小地でなければ、
下から多少なりは屋根を確認できると思います。
そこで明らかに目立つ破損。
コケや雨樋のつまり。
また、ご自宅周辺で台風などの後に、
屋根材の破片が落ちていないかなど、
隅々まで点検はできないにしろ、
確認はできるはずので、
定期的に確認してみるといいと思います。
それでも気なる方は、弊社にご連絡ください。
屋根のプロでもある代表が点検にお伺いさせて頂きます^ ^
また、台風が日本に近づいてきているようです。
みなさんくれぐれもご注意ください!!!
事務のココでした( ^ω^ )