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みなさんこんにちは。
12月に入り、2021も終わろうとしている中、
私たち住宅業界も色々と動きが出てきています。

今の住宅の断熱基準として最高等級でもある4レベルの基準が、
この度、さらに断熱性能等級5として官報に打ち出されたようです。
そしてさらに、断熱等級6、7についても、来年3月下旬に公布、10月上旬に施行される予定のようです。
現状では様々な意見を募集して、検討している最中で、ハウスメーカーさんが猛反対しているという話もあるので
今後の動向に注目ですね。

この断熱も含め、住宅に関わるエネルギーの数値に関しては消費者にとっては少しわかりづらいかもしれませんが、
とにかくエネルギーをあまり消費せずに、冬暖かく、夏が涼しい快適な理想の住宅に近づいてきている。
そんな感じで見てもらえるといいのかと思います。

消費者の皆さんの電気代が安くなるという点ではメリットとも言えます。

今年の4月から、建物の省エネ性能について建築士から建築主(お施主様)への説明が義務化になりました。
建築士は設計する建物の省エネルギー基準の適否、適合しない場合の省エネ性能確保のための措置について、お施主様へ説明が必要になります。

そして今度は説明というよりも、より厳しい数値として示すことが必要になってきます。
ただ、言葉では簡単ですが、施工技術も要求されてきます。

いわゆるローコスト住宅と言われるものは、単価を下げることが必須になり、
職人の腕の良し悪しよりもまずは、職人の単価を下げることが大前提です。

そこで、この断熱性能も然り、気密性を高めた住宅を作るためには、
職人の技術の向上、腕の良い職人を採用しないといけなくなり、
結果、建築コストがアップし、住宅販売価格も高くなり販売に苦戦するでしょう。
そうならないように、国の基準のアップを猛反対する理由はわかりますね。

ただ、1企業の問題というより、今の世界中の問題でもある、気候変動による自然災害などの影響を考えると、
脱炭素社会の構築において世界から遅れている日本はさらにスピードを加速し、省エネ住宅にシフトしていくのは必然です。

断熱性能に合わせて、太陽光発電、蓄電池などの活用も2022以降は加速していくでしょう。

今や100年住宅と言われるほど、住まいは長持ちします。
目先のことだけではなく、数十年後のエネルギー問題もきちんと見据えて、
住まいづくりをしていくことが大切ですね。

弊社、dohouseでは引き続き、国の動向に着目しながら、
次世代に向けた快適な住まいづくりのご提案をさせて頂きます。

今、新しくお住まいをお考えの方は、
ぜひ、一度、弊社の住まいづくりもご検討くださいませ♪