こどものいる暮らし~トイレ編~
こどものトイレあるある
・トイレに行きたい気持ちはいつも突然、なんなら我慢はできません
・行ってみたけれどやっぱり出ない
・昼夜問わず、誰かについてきてほしい
・兄弟姉妹で仲良く同じタイミング
・大か小か自分では判断ができないので、拘束時間はわかりません
・ドアはいつも完全オープン
・油断すると…トイレットペーパーまきまきまきまきまき…
・自分で電気をつけたりけしたりする気はなし
・流し方はわからないからそのままでいっか
・え…手洗ってないよね!?
さて、1つでも「わかる~~~!」となった方、いらっしゃいませんか?
そしてこの状況、トイレトレーニングが始まる1歳後半~3歳頃から、自立ができる小学校中学年くらいまで続いたり続かなかったり…
おこさまのいるおうちのトイレ計画の注意点はズバリ!
①場所
②明るさ
③スイッチ
④収納
①場所
1日のうちに何度も子供のトイレに同伴することになる親にとっては、トイレの遠さは地味なストレスになります。
しかもトイレがエアコンの効かない玄関付近にあったりした場合…夏は暑く、冬は寒い!!!
リビング付近にトイレを配置するのは臭いと音漏れが気になる!という方もいらっしゃいますが…工夫次第で軽減することも可能です。
また子供にやさしい配置は、老後の「ヒートショック回避や見守り」にもつながります!
さらに、洗面台の近くにあれば、トイレの手洗いと兼用できるので、トイレ後の手洗い補助も楽ちん♪
②明るさ
夜はもちろん、窓がない場合は日中も照明が必須となります。おしゃれな間接照明のようなトイレ照明が最近では人気ですが、お子様がいるうちは注意が必要。トイレトレーニングをこれからはじめます!という場合はトイレの印象はとても大切。ドアをあければ窓からの明かりが入ってきたり、照明のスイッチをおさなくてもセンサーで照明がついたり、「おばけなんて出てこなそうなトイレ」の実現を目指しましょう。
③スイッチ
センサー照明の場合は心配無用ですが、スイッチを押さないと照明がつかないトイレの場合、このスイッチの高さはとても重要です。
早い子は1歳だいから2歳前半におむつを卒業する子もいます。平均的には2~3歳あたりが多いようですが、この頃でも平均身長は90前後です。
さて、日本のスイッチの高さの多くは120㎝。何が起きるかというと…せっかくおむつを卒業して、トイレも一人でいけるようになったのに…照明のスイッチが押せないから呼ばれる~~~!!なんて事態に。それを避けるには、踏み台作戦がありますが、邪魔ですよね。
そんなときは、最近導入しているおうちもある「ユニバーサルデザイン」な高さがオススメ。
一見、え…使いづらくない!?と思いがちですが…
・ドアノブと同じくらいの高さなので、両手がふさがっていても肘でスイッチが押せる
・目線に入りづらい高さなので、インテリアを損なわない
・スマート照明にしている場合、そもそもスイッチを押すことがないので、家具で隠しやすい高さになる
・子供だけでなく、車いすや腰が曲がった場合でも押しやすい高さ
④スペース
トイレトレーニング中は、まだおむつやおしりふきも同時進行で使うこともあります。そんなときに、通常のトイレットペーパーストックスペースや、サニタリーボックスでは足りないことも…また小学生くらいまでは補助便座や踏み台が必要な場合もあり、あっという間にトイレの中はぎゅうぎゅうに…
トイレ本体に手洗い器がついているタイプの場合は、便座の部分以外にさらに手洗いの部分にも踏み台が必要になったりします。。
収納だけでなく、ドアの開き方も注意です!トイレの横から入る場合、トイレ使用中に廊下や部屋の一部で親が待機したり、補助をすることになります。そうすると…他の家族が通るときに移動が必要だったり、待っていないといけない!なんてことも。
ちなみにトイレとは別に手洗い器を設置した場合、固定資産税の加算対象になるので、要注意!!トイレについている手洗いは嫌だけれど…税金UPもイヤ!という方は、洗面脱衣所の洗面台と、トイレの手洗いを兼用しましょう。
たかがトイレ、されどトイレ。1日に何度もお世話になる場所、あなどるなかれです!
do houseでは家族「みんな」が暮らしやすいおうちを目指しています♪