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2020年は東京オリンピック

そこで質問です

オリンピックはどのようにして生まれたのか???

子供と一緒にいるときにオリンピックの話題になったら質問してみてはいかがでしょうか

子供の、『知りたい』を探求^_^

答え ピエール・ド・クーベルタン

多分、10人中1人知っていればいいほうかも

子供と一緒に知ってほしい

特に、スポーツをしている子供たちへ

していない子でもこれからするかも

ピエール・ド・クーベルタンという人

1863年1月1日 フランス パリ

貴族の少年として生まれ4人兄弟の末っ子

祖父はナポレオンのドイツ遠征で活躍して勲章を受けている

では?どんな少年だったのだろうか?

1870年7月 フランスとドイツの間で戦争がはじまる(普仏戦争)

戦争が終わると、今度はフランス国内で内乱勃発

パリの街は焼け多くの犠牲者が出た

フランス人同士が闘うなんて戦争なんてなくなればいいのに!!

ヨーロッパでは古代ギリシャ遺跡の発掘が大きな話題となり、昔のスポーツ大会の興味を持つ

昔はどんなスポーツ大会を行っていたのだろう?

ボクシング

レスリング

陸上

昔のスポーツ大会は神に捧げることを目的とした開催でした

競技開催中とその前後は争いは禁止。戦争ではなく競技で勝負していた

この休戦は、『聖なる休戦』として呼ばれていた

少年たちは将来自国を守るために良い軍人になることをめざした

でも、『体育』としては、軍隊の訓練そようでとても辛かった

戦争に勝つことを目的として体力をつけることで皆は元気になれるのだろうか??

それで本当に幸せなのだろうか??

1880年、高校にあたる『リセ』を優秀な成績で卒業

他の貴族と同じような軍隊の将校になるため士官学校に入学

こんなところで、学んでいいのか??

青年となったクーベルタンは、

士官学校を退学して政治高等学院に入学する

貴族としてなすべきこと、自分ならではの貴族のあり方追い求める

中学の時のような軍隊みたいな体育ではだめなんだ。。。

やる気を出させるような体育が必要だ!!

『教育』こそ、自分がやるべきことだ!!

でも、具体的にどうしたらいいんだろう

どうする?

イギリスノート との出会い  

イポリット・テーヌという哲学者が考案

イギリスの良い面と悪い面についてわかりやすく書いた本

真のイギリス紳士とは?

① 人々のために正しい行動を取る

② 上品で誠実

③ 人の上に立つに値する

紳士を作り上げるために『スポーツ』が教育の手段として役立っている!!

イギリスではどんなスポーツが行われているのだろう?

トム・ブラウンの学校生活に出会う

小説 トム・ブラウンの学校生活 著者:トマス・ヒューズ

ラグビー校の生徒であるトムが、様々な経験をしながら、たくましい青年に育っていく物語

トムがラグビーを通して学んだこととは何か?

勇気 忍耐 公平さ 友情 決断力 失敗

・・・これだ!

私がさがしていたものは、これだったんだ!!

でも、イギリスは好きじゃない、どうしよう?

イギリスが進んでいるのなら素直に学べばいい!!

現地に行き、イギリスの学校教育を学ぶ

フランスを立て直すのは、やはりスポーツを取り入れた教育だ!

チームスポーツを使った教育こそが生徒を成長させるんだ。

運動普及委員会で何度も発言。したが反対される繰り返し。

フランス国内の学校をまわり働きかけたが簡単ではない

ぜっタイに諦めないぞ!と決心。

フランスでチームスポーツを取り入れた教育を実現するぞ!

そして国内で競技大会をひらくのだ!昔のスポーツ大会を復活させるのだ!

1889年パリ万博博覧会 エッフェル塔お披露目

4年に一度、一切の戦争をやめて多くの人が集まりスポーツで競い合う大会ができたらどんなに素晴いいだろうか

どうすれば、そんな大会をひらけるんだろう?

ウォンロック・オリンピックとの出会い

スポーツにはたくさんの価値があるんだ!

スポーツの価値ってなんだろう?

クーベルタンが描くスポーツの価値

① スポーツの祭典は参加する選手、観客の心をひとつにする

② スポーツは世界共通語だ。言葉が通じなくても人々をつなげる力をもっている。

③ 自分のふるさとや国を愛する心をもつことができる。

④ 戦争ではなく、スポーツで競い合うことで平和な世界が築けるはずだ!

国を超えた国際大会を開きたい!

1896年 記念すべきオリンピックがギリシャで開催

100人の見込みの出場選手は、『241人』 観客は12万人!!

彼、クーベルタンはどうして、そこまでオリンピック開催にこだわったのだろう?

幼少期のクーベルタン  フランス人同士が闘う戦争なんてなくなればいいのに!

スポーツを通して、平和な世の中をつくりたい!!

彼、クーベルタンがみんなに伝えたかったこととは?

『 夢を持って諦めずに進むこと 』

と言っている

2020年 いよいよ東京オリンピック開催

自己をしる、自己を律する、自己に打ち克つ、こそがアスリートの義務であり、最も大切なことである。

とも言っている

国を超えた国際大会を開きたい!

という、諦めない気持ちの結晶が現代の定期的なスポーツの祭典となっている

当たり前のことでも掘り下げ探求してみると新たな発見がありますね!

……W杯の父も知りたくなってきました(笑)

…あなたの知りたいことってなんですか?